NBA 2023 受賞者決定!!
2023/05/06
NBA 2023 受賞者決定!!
こんにちは!
5月に入り、NBAでは、First Roundが全試合終了し、Second Roundが始まりました!
試合数は半分となり、日本ではゴールデンウィークに突入するので、これまでよりも、じっくりNBAを見る事ができる人も増えたのではないでしょうか!
そんな今回の記事では、前回の記事同様、Second Roundの見どころと、10月から4月まで行われたシーズンを通した7つのアワードについて書きたいと思います。
最新の情報もありますので、ネタバレにはご注意ください!
では、本文に入ります!
最初のトピックは、シーズンアワードについてです。
10月のシーズン開始から、プレーオフが始まるまでの全82試合を通して、7つの項目の最優秀選手が選ばれます。
まずは、結果を書きます。
MVP ― ジョエル・エンビート選手(76ers)
MIP ― ラウリ・マルケネン (ジャズ)
クラッチ ― ディアロン・フォックス (キングス)
ディフェンス ― ジャレン・ジャクソン・ジュニア (グリズリーズ)
ルーキー ― パオロ・バンケロ (マジック)
6マン ― マルコム・ブログトン (セルティックス)
コーチ ― マイク・ブラウン (キングス)
の7名です。
- MVP
https://twitter.com/sixers
この賞は、すべてにおいて最も優れた選手に贈られる賞です。この賞の受賞者を簡単に表すと、その年で最も上手なバスケットボール選手です。
今年、その偉大な賞に選ばれたのは、ジョエル・エンビート選手です。
バスケットボールを始めた15歳から、14年が経ち、彼は最も偉大なバスケットボール選手の一人となりました。
チームとしては、アレン・アイバーソン選手以来のMVP受賞者です。
エンビート選手は、7フッターと恵まれた身体能力と、どこからでも、どんな状態からでもシュートを決める技術力と決定力を持ち合わせています。
そのオフェンス能力だけでなく、彼はディフェンスでも高さを活かしたシュートブロックを量産し、ペイント内で存在感を発揮します。
彼の性格やエンターテインメント性も愛される特徴の一つです。
現在、Rounds 2でボストン・セルティックスと対戦しているエンビート選手は、彼らの強固なディフェンスをどれだけ攻略できるのか、また、怪我の状態や、これからの健康状態が維持できるのかが注目点です。
- MIP
https://twitter.com/utahjazz
この賞は、その年最も成長した選手に贈られる賞です。チームが変わって、チームメイトが変わって、新しい経験を経てなど、選手人の実力が遺憾なく発揮することができた選手へ贈られます。
今回受賞したのは、ユタ・ジャズに所属するマケライネン選手です。ジャズは今年、往年のエースであったミッチェル選手を含み、多くの選手を放出し、解体したチームの1つで、その際に、クリーブランドから入団したのがマケライネン選手です。インサイドが強みの以前とは違い、新しいチームで、点取り屋としてチームに貢献しました。
そして、彼を知る最大のきっかけとなったのは、NBAのオフシーズンに行われたヨーロッパでの大会でしょう。強豪ぞろいのヨーロッパの中で、フィンランド代表として、得点能力の高さと、身体能力の高さを見せつけました。
チームは、惜しくもPLAY-OFFsに進出することはできませんでしたが、今後がさらに楽しみな選手であり、チームでしょう。
- クラッチ
https://twitter.com/SacramentoKings
試合を決定づけるシュート、それがクラッチシュートです。
今年から追加された新たな分野で、初めての受賞者となったのは、サクラメント・キングスのディアロン・フォックス選手です。
彼のクラッチの記憶は新しく、PLAY-OFFsでも前回王者のウォーリアーズを最終戦まで追い込みました。
彼の持ち味は、圧倒的なスピードですが、それだけでなく終盤のミドルからのステップバックシュートの確立の高さや、フローターシュートなど技術とメンタルの強さが表れています。
今年は、初めてNBAオールターにも選ばれ、スタープレイヤーの一人となりました。チームも16年ぶりのPLAY-OFFs進出を達成し、王者とも互角の勝負を繰り広げました。
今年の輝かしい経験と、悔しさをばねに、来シーズン、優勝を目指し、さらなる活躍を期待しています!
- ディフェンシブ
https://twitter.com/memgrizz
ディフェンシブ・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、ブラックパンサーことジャレン・ジャクソン・ジュニア選手(JJJ)です。
グリズリーズでは、マイクガソール選手に次いで、ミシガン大学では、ドレイモンド・グリーン選手に次いでの受賞となりました。
武器は、インサイドでのディフェンスと、シュートブロックです。今年のグリズリーズは、二人のインサイドプレイヤーを怪我で欠く中、シーズンを通して、活躍した選手です。
インサイドでのプレーはもちろん、ドライブやスリーなども打て、ディフェンスではスイッチしても相手についていける足も持っています。
まだ、選手自身もチームも若く、今年は、悔いが残る悔しい結果となりましたが、折れずに、一歩ずつ、成長してほしい選手であり、将来が楽しみな選手です。
- ルーキー
https://twitter.com/OrlandoMagic
ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞したのは、名門デューク大学から今年ドラフト1位で指名された、パオロ・バンケロ選手です。
大学とは違い、身体能力や技術が桁違いのNBAで、彼はどこまで活躍できるのかは疑問視されていましたが、彼は多くのバスケファンの期待を越えた活躍をしていたと思います。
パスにシュート、それほど身長は高くありませんが、ルーキーらしからぬ落ち着きと、うまさで、文句なしで、この賞を受賞したと思います。
チーム自体が若く、才能豊かな選手が豊富なオーランド・マジック。メンバーも年々グレードアップし、来年こそはPLAY-OFFsを視野に入れ、頑張ってほしいです。
- 6マン
https://twitter.com/celtics
6マンとは、6人目の選手、つまり、ベンチから試合に出場した選手で、この賞は、その最も活躍した6マンに贈られる賞です。
今年、受賞したのはマルコム・ブログトン選手、セルティックスの選手です。バックスでは、スタートでアンテトクンポ選手らとプレーしていた、ブログトン選手。
前シーズンで、優勝を逃したセルティックスにとって、優勝するための選手として、今年加わったのが、ブログトン選手とギャリナリ選手です。
ギャリナリ選手は残念なことに、怪我をしてしまい、試合に出場することはできませんでしたが、チームは、イースト2位の順位でPLAY-OFFsを迎えることが出来、見事6マン賞も受賞することができました。
今年は、追われる立場のチームとなり、前年より難しい試合が続くでしょう。それを打破するため、ブログトン選手のPLAY-OFFsでの活躍も期待です!
- コーチ
https://twitter.com/SacramentoKings
今年最も評価されたコーチは、キングスのマーク・ブラウン監督です。マーク・ブラウン監督は、キングで知られるレブロン・ジェームズのルーキー時代、キャバリアーズの監督でFinalまで進出しました。
その後、ウォーリアーズでアシスタントコーチとして優勝するチームを築くのに貢献しました。
今年からコーチとして率いたキングスでは、16年ぶりのPLAY-OFFs進出をし、さらに、古巣ウォーリアーズと第7戦までもつれる激戦を繰り広げました。
勝利しなければ、失敗となる監督は、最も評価されないポジションでもあります。
マーク・ブラウンヘッドコーチは、今年、文句なしのコーチ・オブ・ザ・イヤーであったと思います。しかし、来年は今年のチームを越える結果が求められる中、さらなる手腕が試されますが、これまでの経験を活かし、優勝チームを作り上げてほしいです!
これらの方々が、今年選ばれし7名でした。
最後に、これまでのPLAY-OFFsの結果を出します!
イースト)
5位シード ― ニューヨーク・ニックスvs 8位シード ― マイアミ・ヒート
1-1
2位シード ― ボストン・セルティックス vs 3位シード ― フィラデルフィア・76ers
2-1
ウエスト)
1位シード ― デンバー・ナゲッツ vs4位シード ― フェニックス・サンズ
2-0
6位シード ― ゴールデンステート・ウォーリアーズ vs 7位シード ― ロサンゼルス・レイカーズ
1-1
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