NBA PLAY-OFFs カンファレンス・ファイナル 2!
2023/05/30
NBA PLAY-OFFs カンファレンス・ファイナル 2!
こんにちは!
6月に入り、NBA Play-offs 2023ファイナルが始まる時期になりました。
ウエスタン・カンファレンスは、予選1位通過のデンバー・ナゲッツがスイープし、早々に決まりました。
一方のイースタン・カンファレンスのファイナルでは、8位シードからの快進撃を続けるマイアミ・ヒート対、昨年のイーストの覇者であり、リベンジに燃えるボストン・セルティックスの激闘が繰り広げられました。
その様子は後程、ピックアップしてお伝えしたいと思います。
本題に行く前に、日本のBリーグのプレーオフのファイナルがあったので、それについて触れたいと思います。
先週末に行われたBリーグの王者を決めるプレーオフの決勝に進出したのは、三連覇を狙う千葉ジェッツ船橋と、初のBリーグ制覇を目指す琉球ゴールデンキングスの二チームでした。
NBAと異なり、二試合先に制した方がチャンピオンとなります。
琉球は、インサイドをメインに攻撃するチームで、ガード陣も堅実なガードや、ドライブを得意とするプレイヤーが揃っており、それらの攻撃により縮こまったディフェンスに対し、外のシューターにパンチアウトをし、得点を取っていくチームです。
一方の千葉ジェッツは、今時であり、トム・ホーバス監督の日本代表が目指すバスケットを目指すようなチームスタイルです。
具体的には、外のシュートをメインにうち、外に開いたディフェンスに対し、飛び込みリバウンドやドライブを狙い、点数を重ねます。
相反するようなプレースタイルですが、結果は、琉球の二連勝で幕を閉じました。
今回の試合を見た感想として感じたのは、シュート成功率の高さと、戦術に関して気になりました。
世界の近年のブームとなっている、スリーポイントを中心とした攻めを、日本も積極的に取り入れ、打つ本数も多く、また、確率も非常に高いと思います。また、打つバリエーションも個人個人で持ち味が発揮していることも、面白かったです。
もう一つ気になった点は、戦術の取り入れ方です。
ハイポストの活用の仕方や、ボールがない所での動き、勝負所でのチームでの攻め方など、セットプレー以外での、フレキシブルなワンプレイごとの戦術が不透明でした。
日頃から私がチェックしていないことも原因だと思いますが、シュートチョイスやデザインの仕方が少し気になりました。
個人的には、NCAAのような積極的に頭を使う期間が必要な気もしました。
最近のトレンドとして、ドレイモンド選手を始め、ヨーキッチ選手など、インサイドの選手がゲームメイクをし、より広いエリアでのガード陣が攻める傾向にあります。
そのために、ハイポストでのつなぎや、インサイドのディフェンスの強さが必要となると思いました。
長くなりましたが、今回のプレーオフでは、今年の世界大会に向けて、ポジティブな要素と課題点がはっきりした、実りのある大会だったと思いました。
そして、琉球ゴールデンキングスの皆様、おめでとうございました!
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次に、NBA PLAY-OFFs 2023について、書きたいと思います。
怒涛のカンファレンス・ファイナルも5月に終わりました。
互いに4戦で終わると思われたカンファレンス・ファイナルでしたが、離れていく人々の前髪を掴んだのは、イーストの第6戦でした。
3-2とリードするマイアミ・ヒートで行われたこの試合では、拮抗する試合展開となりました。
6戦ともなり、お互いに、チームの傾向や選手の特徴が対策され続け、自力が必要となります。
ヒートに対して、ボストンはスリーが得意な選手を守るためディフェスラインを高くし、ロブ・ウィリアムス選手やフォーフォード選手にゴール下を守るようにし、気持ちよく外のシュートを打たせないようにしました。
ヒートは、ブラウン選手やテイタム選手の両エースへのディフェンスを強化するも、スマート選手やホワイト選手の得点力に翻弄される状況でした。
ヒートもボストンの対策を上回るように、ゴールに積極的にアタックし、ペイントエリア内での得点を稼ぎます。
どちらのチームも、相手の対策に対応しながら、対策を壊すような爆発を待ちつつ時間が過ぎていくようでした。
試合は、最後までシーソーゲームとなり、勝利の女神はボストンに微笑み、最終戦へと突入します。
最終戦は、開幕から、どちらも集中したディフェンスを続け、第6戦の延長のような緊張感があり、TDガーデンも4Qのような盛り上がりでした。
ボストンの両エースが活路を見出すか、それとも、マイアミが気持ちよく3ポイントを打つことが出来るか。
結果、それらに勝利したのはマイアミでした。ビッグマンを出さないユニークな選出や、選手の積極性が勝ったことが勝因だと思います。
ファイナルMVPは、文句なしのバトラー選手で、決勝はデンバー・ナゲッツ対マイアミ・ヒートとなります。
ナゲッツは、休憩期間もあり、体格差で劣るヒート相手に圧倒的に優勢です。
しかし、不可能を何度も覆したのが、ヒートでもあります。
今大会で、最も活躍した選手を上げるならば、間違いなくナゲッツのヨーキッチ選手とヒートのバトラー選手です。
つまり、どちらが勝っても、文句なしの結果となるでしょう。
だれも予想しなかった2チームであり、だれもが認める2チームとなりました。
どちらも怪我無く、全力で頑張ってほしいです!
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