NBA オフシーズン!!
2023/07/01
NBA オフシーズン!!
1.ドラフト
こんにちは!
先週末は、NBAのドラフトがあり、事前に決めた順番通りに選手が選ばれ、来年からNBAデビューを果たします。
チームの置かれている状況によって、誰がチームから選ばれるかは様々で、ドラフトした選手を中心にチームを作るのか、昨年までに優勝まで一歩及ばなかったチームの足りないピースとなるのか、他チームにいる必要な選手を獲得するためのトレード要因とするのかなどがありますが、チームの未来を導く重要な選択であることは、間違いありません。
さらに、チームのカルチャーやプレースタイルによって、チームが獲得したい選手が異なり、必ずしもより早く指名された選手がより上手であるとは限りません。
そんな中、今年のドラフトは始まる前から、誰が一位指名を受けるか、だれもが知っており、それだけでなく、彼は「バスケの歴史を変える」選手であるとまで言われている選手がいます。
彼の名前は、ビクター・ウェンバンヤマ選手で、フランス出身の19歳です。
2m26cmの身長と、どこからでもシュートを“決める”ことが出来る選手
この身長は、ドラフトを一巡目で選ばれた選手の中で、二番目に高い身長を持つ選手です。(一位はヤオミン選手で、一番低い選手はアイバーソン選手です)
彼がこれだけ注目されている理由を説明するには十分でしょう。
彼の出身のフランスは、前回の東京でのオリンピックではアメリカに次いで2位となり、ゴベア選手やフォーニエ選手など多数のNBA選手やユーロリーグで活躍する選手がチームに在籍し、引退されましたが、ドラフトで選ばれたスパーズでの先輩でもある、トニー・パーカー選手と、ディアウ選手もフランス出身です。
残念ながら、ウェンバンヤマ選手は今年の世界大会は来シーズンへの調整のためすでに辞退されましたが、一位指名を受けたサンアントニオで、名匠ポポビッチ監督と、世代交代後着々と実力をつけてきた多くの若手選手と共にプレーするのを全世界が楽しみにしているでしょう。
以下は、ドラフト一巡目指名された選手とチーム名です。
ドラフト)
- (サンアントニオ・スパーズ) ビクター・ウェンバンヤマ (メトロポリタンズ92)
- (シャーロット・ホーネッツ) ブランドン・ミラー (アラバマ大)
- (ポートランド・トレイルブレイザーズ) スクート・ヘンダーソン (Gリーグ イグナイト)
- (ヒューストン・ロケッツ) アメン・トンプソン (オーバータイムエリート)
- (デトロイト・ピストンズ) アサー・トンプソン (オーバータイムエリート)
- (オーランド・マジック) アンソニー・ブラック (アーカンソー大)
- (インディアナ・ペイサーズ) ビラル・クリバリ (メトロポリタンズ92)
- (ワシントン・ウィザーズ) ジェイレス・ウォーカー (ヒューストン大)
- (ユタ・ジャズ) テイラー・ヘンドリックス (セントラルフロリダ大)
- (ダラス・マーベリックス) ケイソン・ウォーレス (ケンタッキー大)
- (オーランド・マジック) ジェット・ハワード (ミシガン大)
- (オクラホマシティ・サンダー) デレック・ライヴリー (デューク大)
- (トロント・ラプターズ) グレイディ・ディック (カンザス大)
- (ニューオリンズ・ペリカンズ) ジョーダン・ホーキンス (コネチカット大)
- (アトランタ・ホークス) コービー・バフキン (ミシガン大)
- (ユタ・ジャズ) キヨンテ・ジョージ (ベイラー大)
- (ロサンゼルス・レイカーズ) ジェイレン・フッド=シェフィーノ (インディアナ大)
- (マイアミ・ヒート) ハイメ・ハケスJr. (UCLA)
- (ゴールデンステイト・ウォリアーズ) ブランディン・ポジエムスキ (サンタクララ大)
- (ヒューストン・ロケッツ) キャム・ウィットモア (ビラノバ大)
- (ブルックリン・ネッツ) ノア・クラウニー (アラバマ大)
- (ブルックリン・ネッツ) ダリク・ホワイトヘッド (デューク大)
- (ポートランド・トレイルブレイザーズ) クリス・マレー (アイオワ大)
- (サクラメント・キングス) オリヴィエ・マクセンス・プロスパー (マーケット大)
- (ボストン・セルティックス) マーカス・サッサー (ヒューストン大)
- (インディアナ・ペイサーズ) ベン・シェパード (ベルモント大)
- (シャーロット・ホーネッツ) ニック・スミスJr. (アーカンソー大)
- (ユタ・ジャズ) ブライス・センサボー (オハイオ州立大)
- (インディアナ・ペイサーズ) ジュリアン・ストラウザー (ゴンザガ大)
- (ロサンゼルス・クリッパーズ) コービー・ブラウン (ミズーリ大)
また、その後ドラフトは、二巡、三巡と続きます。
ドラフトで選ばれる選手は、二十歳前後の若い選手がほとんどなので、すぐにNBAで結果がでるとは限りません。
しかし、当時、二巡目、三巡目に選ばれたスター選手もいますし、今年NBAファイナルに勝ち進んだマイアミ・ヒートはほとんどの選手が二巡目以降の選手です。
そして、例えドラフトに選ばれなくても、サマーリーグでアピールし、契約を勝ち取る選手もいれば、2way契約を結ぶなどさまざまな形で、NBAの選手となります。
今年の八村選手のプレーオフでの活躍でも象徴的ですが、チームのカルチャーや役割にフィットするかが、最も評価されるポイントであり、そのために一番大事なことは、できるだけ長く選手生活を続けることです。
来シーズンは、上位チームの監督の交代や、チームの主要選手のトレードなどが多数行われる、誰も予想できないシーズンとなることだけは予想できます。
まだ先のことですが、シーズンも中盤になると、ドラフトで加入した選手の実力がよりはっきりし、さらにそのうねりは激しさを増していくでしょう。
最後に、今回ドラフトに指名された選手はおめでとうございました。
怪我がなく、1シーズンでも長くプレーできることを願っています!
そして、本日からFA(フリーエージェント)が解禁となり、そちらも見逃せません!
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