新シーズンへの大型移籍!
2023/07/08
新シーズンへの大型移籍!
フェニックス・サンズ
こんにちは!
7月の始めから激動のFA解禁が行われ、多くの移籍やトレードが行われました。
日本人NBA選手の八村選手と渡邊選手、共にFA解禁初日に来シーズンするチームが決定しました!(それほど、彼らの価値が評価されているという素晴らしいこと)
今週からは、サマーシーズンも始まり、早くも来シーズンへの期待が高まります。
今週の記事は、さきほど紹介した渡邊雄太選手の移籍先となるフェニックス・サンズにピックアップした記事を書きました。
ぜひ、お楽しみください。
フェニックス・サンズ
https://twitter.com/Suns
みなさんは、サンズと聞いてどの選手を連想させますか?
1990年代のチャールズ・バークレー選手ですか?
それとも、2000年代のスティーブ・ナッシュ選手とスタードマイヤー選手でしょうか?
一昨年にファイナルまで進出した、クリス・ポール選手、ブッカー選手、エイトン選手のビッグスリーが一番記憶に新しいです。
長い年代でリーグを象徴するチームを作り上げるサンズですが、未だNBAを制覇した経験はありません。
しかし、来シーズンのサンズは、チームの歴史上最も優勝に近いチームとなるかもしれません。
https://twitter.com/Suns
昨シーズンは、優勝したデンバーナゲッツにカンファレンス・セミファイナルで敗れたサンズは、オフシーズン早々に思い切った決断を行いました。
チームの軸となっていた、現代の最高峰のポイントガードであるクリス・ポール選手を放出し、ワシントン・ウィザーズのフランチャイズプレイヤーであったブラッドリー・ビール選手を獲得し、初めにご紹介した渡邊雄太選手もブルックリン・ネッツから獲得しました。
チームの核となるブッカー選手とエイトン選手はそのままで、昨年チームに加わったスーパースターのケビン・デュラント選手も健在です。
ブッカー選手、デュラント選手、ビール選手のバックコート陣はとても攻撃的で、ガード寄りではなく、全員が一対一と、ストップジャンプシュートを得意とする選手です。
さらに、エリック・ゴードン選手もクリッパーズから加入し、さらにシュート力、得点力が追加されました。
インサイドを守るのはエイトン選手と、今回新たにブレイザーズから獲得したユーバンクス選手です。
エイトン選手のように身長とポストプレーが得意な選手ではありませんが、機動力があり、身体能力とガッツで攻守に流れを与える貴重な選手であり、できないことをお互いに補うことのできるインサイドとなっています。
チームに引き続き残った選手は、クリス・ポール選手の控えガードとして経験を積み、より速いテンポで、得点も獲ることのできるキャメロン・ペイン選手と、昨年ウォーリアーズで優勝経験もしたシューターのデイミアン・リー選手などがいます。
とてもオフェンシブなチームで、身長もかなり低く、相手の点数よりも多く点を取り勝利するようなチームになるような予感がしますが、現状のサンズのキープレイヤーは、渡邊雄太選手であると考えます。
渡邊選手は、昨シーズン大きく評価されたシーズンとなりました。
昨シーズン、デュラント選手、アービング選手、シモンズ選手が率いたブルックリン・ネッツに在籍しており、多くのスターがいたからこそ、多くのプレータイムをもらいました。
スター選手らのプレーのパンチアウト先でのシュートを確実に決めることや、ウィングスパンを活かしたディフェンスに力を注ぐことなど、与えられたチャンスをチームが求めるプレーをこなすことに注視し、その誠実さと、パフォーマンス能力の高さで、NBA全体で知られる選手となりました。
チーム後半では、チームが解体され、チーム全体で上手くいきませんでしたが、それまでの実績から今シーズン、元チームメイトのケビン・デュラント選手の声もあり、フェニックス・サンズに加入しました。
初めに述べた通り、来シーズンのサンズはとても偏ったチームとなっています。
前回のネッツでは、スター選手らが見逃した穴を塞ぐプレーが求められましたが、来シーンのサンズでは、リバウンド、インサイドのディフェンス、シュート、(ポストプレー?)など多くのことを期待されていると思います。
少ないインサイドと、多すぎるスコアラーとバックコート選手らの間を、渡邊選手は、基盤となるインサイドを助ける役割と、パンチアウトやカットインなどのスコアラーの補助、そして、もしかすると、高校時代のようにチームを落ち着かせるガードのようなプレーも必要となるかもしれません。
これだけのプレッシャーが渡邊選手にかかっているということではなく、それほど渡邊選手は信頼され、彼の成長次第では、チームの一本の大黒柱となる可能性すらあるラインナップであるということです。
今年の夏に開催される世界大会では、日本代表をチームの中心となって背負う立場にあるので、渡邊選手の良い予行練習となり、リーダーシップや実力を示す一つの機会でもあります。
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