2023－24シーズンNBAの優勝確実！？　超大型トレード 後編

こんにちは！

激戦を終えたラグビー日本代表が日本に帰国し、惜しくもリーグ予選敗退となりましたが、素晴らしい準備と最高の試合を魅せてくださいました。日本代表の方々の試合は、私たちに感動と勇気と、勝つことの難しさを再認識させてくれました。

改めて日本代表の皆さん、お疲れ様でした。感動をありがとうございました。

そして、今回の記事は、先週に続いて、リップシティの生きる伝説、デイミアン・リラード選手についてです。

先週の前編では、ドラフトから昨シーズンまでのトレイル・ブレイザーズでの11年間について書きました。

そして、今週の記事、後編では、来シーズンからのミルウォーキー・バックスに移ったことで、何がおこるのか。また、タイトルにもなっていますが、彼がミルウォーキーに移籍することで、なぜ優勝候補となるのかについて書いていきます。

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デイミアン・リラード選手がいかにすごい選手なのかを、一部ではありますが先週書きました。

しかし、それだけの実績と活躍がありながら、彼の指にはチャンピオンリングが一つもありません。彼は、ルーキーシーズンにはスーパーチームにいても、彼のワンマンチームであっても優勝できませんでした。それほど、NBAの頂に登りきることは、難しいことです。

だからいって、ミルウォーキー・バックスが優勝チームであるからではありません。

2021年シーズンに優勝したバックスのメンバーと、来年のメンバーとほぼ変化はなく、もちろんエースのヤニス・アンテトクンポ選手もいます。

しかし、昨年シーズンで最も勝率の良いチームであったのにも関わらず、Play-offsの一回戦で、8位のマイアミ・ヒートに負け敗退しました。

それほどまでに、優勝という道のりは確かではなく、困難なものなのです。

前置きが大変長くなりましたが、リラード選手とアンテトクンポ選手が揃えば、ほぼ確実に優勝します。

NBAの歴史上、優勝のため、ビッグ3やビッグ４など、スター選手が同じチームでプレーするオールスターチームが誕生していますが、スター選手が二人そろうことは、決して珍しいものではありません。

そんな中で、これほど優勝を言い切れる理由は、彼らの相性にあります。両選手が実力を発揮するために、必要不可欠な要素を、もう一方の選手が完備しています。

リラード選手の弱点・強みではない所は、身長・身体能力です。

具体的にいうと、ディフェンス・リバウンドが劣ること、簡単なシュートが打てない、そのためチームの誰かが簡単に点を決める必要があることです。

簡単なシュートとは、ペイントエリアや速い展開でのシュート、フリーのシュートです。

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一方、ヤニス・アンテトクンポ選手の弱点・強みではない点は、クラッチシュート・難しいシュート（簡単にシュートを決めることが出来るから）、ゲームメイクです。

ディフェンスの視点になれば、彼が3ポイントシュートを打った時点で、作戦としては成功しています。勝負所になればなるほどです。

以上を彼らの弱点として挙げましたが、そもそも、これらをできる選手はほとんどいません。

バスケットは5人でプレーをしますが、残りの4人にこれらを求めるのも、現実的ではないと思います。

しかし、リラード選手の強みは、アンテトクンポ選手の弱点をすべて克服でき、またその逆もしかり、リラード選手のできないことは、アンテトクンポ選手の得意分野です。

つまり、彼ら二人で優勝することができるということです。

さらに、最初に述べた通り、2021年にNBAを制覇したバックスのメンバーは、ほとんどが来シーズンもプレーすることとなります。

そのため、長いシーズンとなる中、これほどまでにいい環境はないでしょう。

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来シーズンのリラード選手と、アンテトクンポ選手はこれまでと別次元で、止める事が難しくなると思います。

しかし、リラード選手とトレードとなり、昨シーズンまでバックスのディフェンスを支えたホリデー選手率いるセルティックスなど、個のディフェンス力や戦術を駆使すれば、なんとかなる可能性もあります。

とりあえず、現地時間で、今週の日曜日に行われるレイカーズとの、プレシーズンマッチで、二人がようやく揃って出場予定なので、それを観てみましょう。

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