NBA クリスマスゲーム 2023!
2023/12/27
NBA クリスマスゲーム 2023!
こんにちは!
今年最後の記事は、NBAクリスマスゲームの5試合について書いております。
クリスマスを日本以上に重要視しているアメリカにとって、クリスマスに行われる試合「クリスマスゲーム」も大きなイベントとなっています。
今年のクリスマスをさらに盛り上げたのは、次の5試合です。
イーストの覇者ミルウォーキー・バックス対、若く勢いのあるニューヨーク・ニックスが、ニックスのホーム聖地マディソン・スクエアガーデンで行われました。
2試合目は、昨シーズンの王者デンバー・ナゲッツ対、その前の年の王者のゴールデンステート・ウォーリアーズが、デンバーホームでありました。
続く3試合目は、因縁のライバルチームである、ロサンゼルス・レイカーズ対ボストン・セルティックスが、レイカーズホームで行われ、
4試合目には、昨シーズンのイースタンカンファレンス・ファイナルで争った、フィラデルフィア・76ers対、マイアミ・ヒートの試合が組まれました。
クリスマスゲームの最後を担うのが、ブッカー選手率いるフェニックス・サンズ対ドンチッチ選手率いるダラス・マーベリックスの、次世代のNBAを背負うであろうエース対決です。
以下本編では、それぞれの試合について書いています。
https://twitter.com/NBA/status/1739269771013632383
1試合目
バックス × ニックス
https://twitter.com/NBA/status/1739308770176413891
クリスマスゲームの一試合目にふさわしく、MSGで行われたバックス対ニックスは、ニックスがどこまで食い込めるかが見どころの試合となります。
今年大型補強をしたバックスに対し、前日に行われた同じカードでの試合でも、バックスの快勝で終わるなど、シーズンをまたいでニックスはバックスに勝てていないからです。
そして、この試合ではエースのブロンソン選手が爆発します。
ニックスは、ミッチェル選手が欠場していることで失った身長の代わりに、広いスペースを活かせることが出来るようになりました。
アンテトクンポ選手やロペス選手のディフェンスをアウトサイドに出し、ピックアンドロールなどから、ペイントエリア内での得点やカットインからの得点を増やします。
また、バレット選手も好調で、アウトサイドのシュートやストップジャンプシュートを決め、前半からバックスと点差をつけます。
しかし、バックスもアンテトクンポ選手とリラード選手の個人技を発揮し、得点を縮め、接戦にまで、持ち込みました。
最後は、クイックリー選手やハート選手など、ベンチ層の厚さも活き、ニックスが勝利しました。
多くの選手が活躍できるニックスの強さと、どんな試合展開でも得点をとれるバックスの強さが出た試合だったと思います。
https://twitter.com/NBA/status/1739387724518347216
2試合目
ナゲッツ × ウォーリアーズ
https://twitter.com/NBA/status/1739345266485199139
2試合目では、2021-2022シーズンを制したウォーリアーズ対、2022-2023シーズンを制したナゲッツによる戦いです。
ポジションレスで、スイッチを多く起用するウォーリアーズに対し、ナゲッツはヨーキッチ選手を軸に、選手ごとに役割がはっきりしているチームであり、どちらにとっても強みが出やすいゲームとなりました。
ウォーリアーズは、スクリーンを多く使うことでミスマッチを誘発し、そのズレを活かしカリー選手、ウィギンス選手がペイント内やアウトサイドで得点をし、一方ナゲッツは、ヨーキッチ選手がアウトサイドではマレー選手、ペイントではゴードン選手など、彼らが良いポジションをとったら徹底的に攻めさせ、得点を重ねていきました。
ナゲッツのマイケル・ポーターJr.選手や、ウォーリアーズのトレイス・ジャクソン・デイビス選手などの活躍もあり、どちらも得点が伸び、接戦となります。
しかし、試合を決めたのはMVPのヨーキッチ選手で、ナゲッツが勝利を収めました。
https://twitter.com/nuggets/status/1739431949691670852
3試合目
レイカーズ × セルティックス
https://twitter.com/NBA/status/1739383010678727060
伝統的にライバルチームである、レイカーズとボストンの試合がクリスマスゲームの3試合目です。
NBAのキング、レブロン・ジェームズ選手がいかにセルティックス相手に戦えるかが勝負の分かれ目となるこの試合ですが、セルティックスは今年加入した、NBAトップクラスのディフェンスの名手であるジュルー・ホリデー選手を常にレブロン選手につかせました。
ホリデー選手はその期待通りに、レブロン選手が試合を通して思い通りにプレーできないように、常に警戒し、オフェンス面でもペイントエリアやアウトサイドショットを決め、活躍しました。
レイカーズはアンソニー・デイビス選手を中心に得点を重ねるも、セルティックスのテイタム選手、ブラウン選手、ポージンギス選手などの得点力には届かず、試合はセルティックスが勝利しました。
相手のしたバスケットを防ぐことのできる、ホリデー選手の獲得は、ボストンにとって大きな戦力アップとなったことを再認識するような一戦でした。
https://twitter.com/celtics
4試合目
ヒート × 76ers
https://twitter.com/NBA/status/1739432608642035922
昨年のイースタンカンファレンスのファイナルでもあたったこのカードの対戦が、クリスマスゲームの4戦目となります。
昨年のMVPをとったジョエル・エンビート選手が欠場したことによって、76ersは大きく戦力を落とした状態で、試合が行われます。
しかし、76ersはその状況を活かし、スペースの空いたインサイドに、ハリス選手やウーブレー選手、メルトン選手が果敢にアタック、相手に合わせてパンチアウトをし、得点を重ね、彼らの柔軟性の高さを活かして、戦います。
それに対し、ヒートはエンビート選手がいないインサイドを、バム・アデバイオ選手や、今年UCLAからドラフトされた、ハメス選手が蹂躙し、攻守ともに活躍します。
76ersも奮闘しますが、バスケットの鍵を握るインサイドを制すことができたヒートがそのまま勝利しました。
https://twitter.com/NBA/status/1739536721123922332
5試合目
サンズ × マーベリックス
https://twitter.com/NBA/status/1739466057797230799
若きエースのブッカー選手(サンズ)とドンチッチ選手(マーベリックス)の対戦が、クリスマスゲームの最後を締めくくります。
サンズは、ドンチッチ選手対策に序盤からダブルチームを仕掛けますが、ドンチッチ選手はそれでも得点し、アシストし、ゲームをコントロールします。
サンズは、ディラント選手やアレン選手の得点を重ねますが、点差は離れる状況です。
3コーターに、サンズはブッカー選手をポイントガード、ゲームのコントロールをするように器用します。
ブッカー選手の得点力に重きを置きながら、周りの選手がその時にできたズレを使って、得点を重ね、サンズはマーベリックスに逆転するほど勢いに乗ります。
点差は拮抗し、4コーターを迎えます。
しかし、やはり正規ポイントガードのドンチッチ選手が試合を支配し、ゲームはマーベリックスの勝利で終わりました。
https://twitter.com/NBA/status/1739544040142459302
毎年恒例の「クリスマスゲーム」は、今年も盛り上がり終わりました。
今年は、若手や次世代の活躍が著しく、インシーズン・トーナメントなどNBAの新たな試みもあり、盛り上がりました。
来年は、オールスター、プレイオフなどもあり、それぞれのチームの動向にも目が離せません!
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