来シーズンの注目NBAチーム! 4
2023/08/05
来シーズンの注目NBAチーム! 4
鉄壁の布陣。ベテランを加えて、優勝を目指す
こんにちは!
今月は、いよいよワールドカップも控えており、ますます、バスケットの熱が盛り上がっているかと思います。
今回の記事は、先週に引き続き来シーズンに楽しみなチームを紹介したいと思います。
4チーム目となるチームは、タイトルにもありますが、メンフィス・グリズリーズです。
昨年は、レギュラーシーズンをウエスト2位で終えるも、Play-offsでの結果は一回戦敗退のアップセットで幕を閉じました。
その他重なる問題がありつつ、来シーズンの動向が不安視されていましたが、チーム全体の若さと、オフシーズン早々のビッグトレードで、多くの人が、来シーズンへの期待を持ったと思います。
それらの点について、書いていきたいと思います。
メンフィス・グリズリーズ
https://twitter.com/memgrizz
グリズリーズは、アメリカのメンフィス(ウエスト)を本拠地とするチームで、若い3人の選手を中心に構成されたチームです。
一人目は、身体能力とゴールに向かうメンタルの強さはNBAでトップクラスのジャ・モラント選手、安定的なシュート力と、思いっきりの良さを持つ頼れる選手のダズモンド・ベイン選手。三人目は、ディフェンス力と、ポストでの得点力を持ち合わせたジャレン・ジャクソンJr.選手です。
チームの特徴は、まず、誰が見ても楽しめる派手さ、エンターテインメント力があることと、玄人が好むようなディフェンス力とゴールへのアタックから逃げないチームスタイルを持ち合わせていることです。
その他にも、日本の八村選手と同じ大学でプレーしおり、リバウンドが強みのブランドン・クラーク選手や、ベテランインサイドのアダムス選手。昨年から加入したピュアシューターのルーク・ケナード選手、身体能力が高く幅広いプレーをこなすジョン・コンチャー選手、サンティ・アラダマ選手は強豪スペイン出身で、器用でインパクトのあるプレーが出来ます。昨シーズンは人手不足となったインサイドを支え、JJJと同じ大学出身のティルマン選手。そして、若く体格のいいデイビッド・ロディー選手がロスターにおり、チームの英雄であるランドルフ選手の影を見るロフトンJr.選手もいます。それぞれ個性をもち、若く面白い選手がそろっています。
昨シーズンは、エースらがPlay-offsや、オールスターなどの経験を積み重ねはじめ、チームとしても大きな結果が期待された年でもありました。
しかし、インサイド陣の怪我や、期待に応えられないことに対する空回りしたプレーが相次ぎ、勝負ごとの難しさを再認識せざる負えない結果となりました。
モラント選手の問題も重大なこととなり、若く将来を期待されたチームは、来シーズンすら見えないチームとなりました。
そのような状況でオフシーズンが始まりましたが、グリズリーズの形成を逆転するようなトレードが行われました。
ガードで二人目にディフェンシブ・オブ・ザ・イヤーを受賞した、ボストンセルティックスの守護神マーカス・スマート選手と、メンフィス大学を母校とし、新人賞、MVPをも受賞したスーパースターのデリック・ローズ選手です。
チームで最も安定し、NBAの中でも数少ないtheポイントガードのタイラス・ジョーンズ選手や、チームの兄貴的存在で、個性豊かな選手らのできないことをプレーしたチームの中でも縁の下の力持ちをしていたディロン・ブルックス選手が、代わりにチームを離れることとなりましたが、彼らの役割をも務められる二人が加入しました。
スマート選手、ローズ選手のそれぞれの実力は、書ききれないほどあり、書く必要のないほどほとんどの人が認識していますが、彼らがグリズリーズに加入したことで、求められる能力は、経験もあります。
スマート選手は、一つの球団に9年間在籍し、苦しい経験も、ファイナルまで進んだ輝かしい経験をも持っています。また、チームのエースの良さを十分に引き出すため、ポジションレスで活躍し、個性のあるグリズリーズにとってのチームのバランスを養うためのリーダーとなるでしょう。
反対に、デリック・ローズ選手は、これまで多くの球団に在籍していました。大きな怪我もあったこともありますが、チームごと、チームメイトごとに、自身のプレースタイルを調節することができます。与えられた役割をこなすことのできる圧倒的な実力を持っているからです。さらに、今回はプレー以外の面でも、プレースタイルの似ているモラント選手の技術的・精神的な面のサポートをすることも求められていると思います。
最新のディフェンシブ・オブ・ザ・イヤーが二人いるディフェンシブなチームが、ベテランの加入で、各々の得意とするプレーをより引き出し、1試合を通して、どうすれば勝利できるのかをより突き詰めることのできる年になると思います。
それぞれが優勝を渇望し、悔しい思いをしてきたメンバーであり、その部分では圧倒的な団結力が見られることを期待しています。
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