ワールドカップ　バスケットボール　一次予選の振り返りと二次予選の見どころ！

こんにちは！

 

8月最後の金曜日であった25日に始まった、バスケットボールのワールドカップ2023もあっという間に一次予選が終わりました。

 

前回、前々回の記事では、今大会の注目チームを6チームご紹介させていただきました。

 

今回の記事では、一次予選の振り返りと、二次予選の見どころについて書きます。

 

ぜひ、ご覧ください。

 

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32チームが、8グループに分かれ、グループ突破を目指し、総当たりする一次予選が、この一週間で行われました。

 

それぞれのチームが、国を背負い戦う姿は、多くのドラマを生み出しました。

 

開催国の1つとなっている日本では、「死のグループ」という強敵ぞろいのグループの中で、前回の記事でも取り上げさせていただいた、「今大会最も期待されている選手」であるマルカネン選手率いるフィンランドに対し、18点を覆す逆転勝利をし、ヨーロッパの国に初勝利を果たしました。

 

一方、マルカネン選手は、最も期待され、台風の目になるかもしれないと期待されていましたが、日本を含むその他2チームの強豪国に完敗し、一勝もすることなく、苦しい経験をすることとなりました。

 

マルカネン選手と同じNBAチームに所属しているジョーダン・クラークソン選手をリーダーとするフィリピンも、開催国の1つとされ、初日には、38,000人の観客が試合を観に来るという大きな盛り上がりを見せました。

 

しかし、初戦であるアンソニー・タウンズ選手がいるドミニカ共和国に接戦を奪われ、そこから波に乗れず、全敗という厳しい結果となりました。

 

また、世界ランキング5位のフランスは、今大会の優勝候補の1つであるカナダに完敗し、予選突破を目指したラトビア戦にも敗れ、二次ランドに進出することなく敗退してしまいました。

 

ブラジルのラウル・ネト選手は、初戦に膝蓋骨腱断裂の大けがをおい、戦線離脱を余儀なくされました。次戦のスペイン戦で見られたように、勝ち上がるには大きな影響となりました。

 

最後に、一次予選で最も多くの人の注目を浴びた選手がいました。元NBA選手で、ヨルダンでプレーをしたホリス・ジェファーソン選手です。

 

「左利きのコービー」とされ、名前の通り彼のプレーは、バスケットボールのレジェンドプレイヤーであるコービー・ブライアント選手を想起させます。

 

彼の身なり、そして、ポストからのジャンプショットなど、彼がどれだけコービー選手に敬意があるかは一目瞭然ですが、最も見る人を熱くさせるのは、コービー・ブライアントを思わせる、リングと勝利に向かう気持ちの強さと、試合を観ればわかる練習量です。

 

チーム自体は一次予選を敗退してしましましたが、ワールドカップ特有の良さや面白さがありました。

 

また、ヨルダンの英語の綴りがJORDAN（ジョーダン）となるのも、面白いポイントです。

 

 

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二次予選は、一次予選（8つのグループ）を勝ち抜いた、それぞれの上位二チームがさらに4つのグループに分かれ、そのグループの中で上位二チームを決めます。

 

4つのグループは、例えば、Ａグループの一位と二位と、Bグループの一位と二位の4チームからなり、二次予選では、Aグループの一位のチームはBグループの二チームとそれぞれ試合をし、一次予選の結果も引き継いだ状態で、そのグループ内で上位二チームを決めます。

 

よって、一次予選の各グループで一位通過したチームは、すでに一勝した状態でグループが始まり、とても有利な状態で戦うことが出来ます。

 

見どころは、グループＫとグループLでしょう。

 

グループＫは、今大会のベストプレイヤーと言っても過言ではない、スロベニア代表のルカ・ドンチッチが、オーストラリアとドイツという強豪二カ国に対し、どのようなプレーをするのかです。

 

特にオーストラリアは、インサイドよりもアウトサイドが強力で、ガード陣へのディフェンスから流れを掴むので、彼らのディフェンスが勝つのか、ドンチッチ選手がその上を行くのかが見どころです。

 

グループLは、カナダ、ラトビア、スペイン、ブラジルと強豪国が揃っています。

 

カナダの強さが際立つ印象ですが、インサイドに強いスペイン、ブラジルには苦戦を強いられるかもしれません。また、ラトビアも予選を突破し、勢いがあるので、各チーム油断することはできません。

 

残りの2グループも、もちろん一次予選を勝ち上がった強者ぞろいで、面白いのは間違いないですし、過密なスケジュールではありますが、できるだけ多くの試合を見て、楽しみたいと思います！