新時代の躍動が止まらない！

こんにちは！

11月も最後の記事となり、2023年も残すは一か月となりました。

NBAでは、先週の記事でも特集した、「インシーズン・トーナメント」のグループ予選も今月で終了し、来月から決勝トーナメントが始まります。

今回の記事では、飛ぶ鳥を落とす勢いの、オクラホマシティ・サンダーについて書きたいと思います。

https://twitter.com/SLAMonline/status/1726095681251668036

オクラホマシティ・サンダーは、NBAの中で最も新しいチームの1つですが、ラッセル・ウエストブルック選手、ケビン・デュラント選手、ジェームズ・ハーデン選手の現在では考えられない3人がチームの中心とし、2014年にはカンファレンス・ファイナルにも進出し、明るい未来が待ち受けていました。

しかし、チームのそれ以上の結果を前に、解体され、タンクする選択をして、チームの再建を果たしました。

そして、今年、チームはプレイオフだけでなく、優勝をも視野に入れるような強力なチームとして、存在感を放っています。

https://twitter.com/SLAMonline/status/1726095677904801999

このチームを率いるリーダーは、25歳で、今年のワールドカップでもカナダ代表を率いて銅メダルを獲得した、シェイ・ギル・アレクサンダー選手です。

ポイントガードにしては高い身長であり、そこから繰り出されるボールハンドリングとクロスオーバーをとめることは困難です。

また、彼の最も得意なプレーは、クラッチシュートで、試合終盤には、彼の1 on 1がチームの第一オプションとするほど、メンバーや監督、ファンから信頼されています。

https://twitter.com/okcthunder

チームの第２エースを務めるのは、22歳ジェイレン・ウィリアムス選手です。

彼のドライブの魅力は、攻め幅の多さだけでなく、状況判断が的確なことにあります。

相手や見方の選手に合わせて、ゴール下まで行くのか、ストップジャンプシュートをするのか、スピードも調整することができます。

そして、彼の最も魅力的なことは、メンタルが強いことです。

プレーが器用な部分もありますが、状況によっては無理してでも点を取ることが出来ます。

彼の役割は、絶対的なエースであるシェイ選手がチームにいるからこそ、彼は試合終盤で真骨頂を発揮することができるように、それまでウィリアムス選手がチームを全力で支えます。

そのひたむきさと、ゲームメイクを練習する様子など、これからより成長する、目の離せない選手です。

https://twitter.com/SLAMonline/status/1726095677904801999

ビッグマンには、チェット・ホルムグレン選手がいます。215cm以上の身長と、ドライブ、スリーポイントショット、インサイドプレーまでこなす、スーパールーキー、21歳です。

彼は、昨シーズンにドラフト全体2位指名でサンダーに加入されましたが、怪我によって今シーズンから初めてのシーズンとなります。

彼の特徴は、何といってもその器用さとリングに向かう姿勢です。

彼のフィジカルはそこまで強いわけではありませんが、攻めの選択肢の多さと身長を上手く駆使して、ディフェンスとオフェンスで躍動します。

ガードが多いサンダーでは、インサイドの要となり、彼らのプレースタイルに合わせることができる技術ももっている、唯一無二なセンターです。

https://twitter.com/okcthunder

今年のワールドカップでもオーストラリア代表として活躍した、ジョシュ・ギディ選手は、21歳のオールラウンダーで、ゲームメイクもでき、ポストプレーも得意とする異質なポイントガードです。

今年は、彼の持ち味である独特なリズム感のゲームメイクだけでなく、周りのからのパンチアウトからのシュートなど、シュート力向上と、合わせからの得点も増え、相手からすれば厄介な選手となっています。

サンダーの中でも、最も成長が楽しみな選手であり、底が知れない選手でもあります。

その他にも、シェイ選手と共にカナダ代表として戦い、責任感と実力が増したドート選手、24歳や、3ポイントが入りすぎる3＆D選手のジョー選手24歳、ガッツとリバウンド力をもつジェイレン・ウィリアムス選手、21歳にも目が離せません。

さらに、チームの好調を支えるのは、今年加入したセルビア代表も経験した、バシリイェ・ミチッチ選手の活躍や、ベンチにラトビアンレーザーこと、ベルターンス選手などのベテランがいることも大きいです。

シーズンが開幕して一か月がたち、彼らは勝利もですが、チームが強くなるために自らが身につけなければならない技術、課題を克服することに取り組んでいます。

今年、来年の近年に、本気で優勝を狙う若きスターからは、今後も目を離せません！